自動車ロン (双葉文庫)



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自動車論?

先に「いよいよ自動車ロン」を読んでおもしろかったので、流れでこれも読んでみました。

昔の名車(と著者が思っている)とか話題になった車(かならずしもほめてない)を
取り上げていろいろ書いてますが、乗ったことがない人や、もう乗る機会のない人に
とってはピンとこないような話ばかりですね。

雑誌に連載していた記事を載録してるという体裁だからしょうがないけど
「論」はあまり期待しないほうがいいと思いますよ
福野氏のクリエイティブディレクターぶりがよくわかる。

祝文庫化。安く読めるのはいい事だ。
90年代後半のブルータス、カーマガにのせた文章をまとめている。暴走族時代の70年代日本車も車をめぐる当時の熱もふくめて、多数掲載されているので、旧車好きな人にもとってもお勧め。
題字・挿絵が寺田克也氏なのも泣かせる。

福野氏の車評は、機械はどこまでいっても物理の法則に支配されるという醒めた視点と、それを作り出した人への尊敬と愛情、それと少しの毒舌から成り立っている。読んでみて、「こいつ何様?」と思う人もいるだろうし、そういう人に受け入れられないのは仕方ないだろう。
ただクルマ評論家という立場自体がもともと「何様?」っていう立ち居地が前提だし、その中では群を抜いて真摯だと思います。

余談だが筆者はあとがきとなる、馳星周氏との対談において、雑誌から写真やレイアウトの苦労など無視して、文章だけぬきとるのは本当に嫌だと言っている。
そういう氏の仕事の成果すべての部分にかけるプライドが好きだ。クリエィティブディレクターなんだろう。基本的に立ち居地が。




双葉社
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