構造がくわしくのっている
とてもトラックのメカニズムについて詳しく書かれており、トラックのドライバーをしている方、これから目指そうとしている人、トラックの整備士になろうとしている人などに最適です。少々難しい内容もありましたが、この手の本は数が少ないのでとても貴重な存在といえます。
知られざるトラックの世界
トラックの本。といってもトラックのカタログではありません。トラックの構造についての本です。また、基本的に荷台と一体になっているトラックについて書いてあり、トレーラー型のトラックについては解説していません。構造に関しても、自動車に関しての知識一般があることを前提とし、乗用車と異なっている点を中心に説明しています。自動車一般に関しては、なんか他の本を読んでくださいと言うことですね。 エンジンについて、ずいぶんページを割いています。長距離を高負荷で走るトラックですから、エンジンはとても重要です。いやはや、この本を読んで初めてヂーゼルエンジンがなんたるかわかった気がします。今までは、ガソリンの代わりに軽油を使い、点火プラグの代わりに圧縮して高温になった空気に直噴するだけのエンジンだと思っていたんだけど、実際にはもっと複雑なんですねぇ。V6型26リットルエンジンとか、ボア×ストロークが15cmのエンジンだとか、さすがにトラックはでかいなぁ。 他にも「でかい・重い」に関係する、駆動系、操舵系、制動系などの項目も詳しく書かれています。空車と満載時のサスペンションの変化とか、いやはやトラックとは凄いもんですなぁ。
グランプリ出版
トラックのすべて バス―その魅力と車両構造 国産トラックの歴史 図解雑学 自動車のしくみ (図解雑学シリーズ) クルマはかくして作られる―いかにして自動車の部品は設計され生産されているのか (別冊CG)
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