インターナショナルスクールで身につけた英語と日本語のバイリンガルとして知られるモデルの「はなちゃん」。本書は彼女が「よく使う英語の言葉たちを一つ一つ、自分の懐かしすぎて、はずかしい思い出と共に再現」した書き下ろしエッセイ。全編2色刷りで、著者の手による学校の教科書を思い出すようなかわいらしいイラストが、ふんだんに取り入れられている。 日常をつづったエッセイのなかには丸暗記して使いたいごく簡単なフレーズがちりばめられている。たとえば撮影で訪れたハワイでのエピソードには「夜になっても一向にほてりがさめないので、身近にいたスタッフに打ち明けてみることにしました…"I feel a bit feverish."(ちょっと熱っぽく感じるのだけど)」といった具合だ。各エッセイの後には「points to remember」として関連する英語と共に登場したフレーズが整理されている。 とはいえ、本書では単語ひとつひとつを解説するようなことはしていないし、発音にも触れていない。テキストではなくあくまでも読み物として、生きた英語を彼女と一緒になって体験し、楽しむのがよいだろう。そうするうちに、いくつかのフレーズは自分のものになるかもしれないし、なにより本書を読むにつれ英語を学ぶ気持ちがふっと軽くなってくる。 NHK「中国語会話」の司会を務めて以来勉強しているという中国語やフランス語の勉強に関しては、彼女自身も大人になってからのスタート。1から語学を習得した経験のある彼女ならではの、英語初心者への共感とエールが、本書のもつ温かい雰囲気を作っている。(柿崎 実)
ほのぼのエッセイ
日常の雑談や旅行先での会話など、ごく普通の生活にまつわる ことがらを取り上げている、ほのぼのとしたエッセイ集です。ただし、英語の勉強をするための本ではありませんので、もし 英語教材のようなものを期待して買うのでしたら、それはたぶん 違いますのでご注意を。 英語の勉強の役に立たないというわけではないですが、そもそも この本は堅苦しい勉強の本ではなく、リラックスして読む本です。 日本語のエッセイのなかに、効果音として英語が散りばめられてる というくらいに考えたほうがいいでしょう。あくまでも日本語の本。 個人的には、やわらかい線で描かれた「丸顔に点々の目」のイラスト が好きです。
はなさんが分かる本。
はなさんの、芯が強くて、でもふんわりとした素敵な人柄が伝わってくる本です。英語の本というよりもエッセーですよね・・でも、英語のフレーズも、使えそうなものが多くて、あと、フレーズ以外にも、文章にさりげなく英語が使われていたりして、「こんな風に言うのかぁ」って参考になりました。CDがついてたらもっと良かったのに!
気軽なエッセイに英語をまぶしました
楽しい本です。名エッセイで本の嫌いな人も気軽に読めるもので、関連した英語もついでに勉強しちゃおう!という欲張りな本です。 若い女の子用に書かれているようで私など場違いな感じで読みましたが、どうもそれほど性別年齢には関係ないようです。それが証拠に私のようなものが思わずクスリ、と笑ってしまう場面も多く楽しい”教本”です。デートの話題を始め若い女性に受けそうなトピックが満載されており職場の女の子にも薦めています。
”はな”ちゃんの魅力がぎっしり☆
『はな』という【個性あふれる人間がここにいる】ということが一読してわかる本です! 英語を学ぶ」というよりは、まさに題名どおり読んでいて、 「英語が話せるようになりたくなる」⇒「英語が好き」になる本です。
すぅ〜っと
この本を読むと英語が「すぅ〜っと入ってくる」まさにそんな感じです。 つまり、英語のお勉強本として読んでいる感覚がないので自然に英文が頭に 入ってくるワケです。 また、この本に出てくる英文がどれも日常的に使えるものばかりなので 丸覚えしちゃっても大丈夫なところがいいです。HIPHOPの洋服店によく 行くのでさっそく店員の外人さんと会話して仲良くなりました。 自分の出来る範囲からでもいいので積極的に自分で環境を作るという ことが大事なんだと感じました。そんな第一歩にピッタリな本だと思います。
筑摩書房
tiki and dodo's four seasons ティキ・アンド・ドドズ・フォーシーズンズ CD付 (tiki & dodo’sシリーズ) はなのおはなし タイム・フォー・ブランチ はなの東京散歩 tiki & dodo's summer vacation ティキ・アンド・ドドズ・サマーバケーション はなのとっておきスウィーツBOOK (集英社be文庫)
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